アニクラにパン屋はいるのか論
こんにちは、MASA〆MUNEです。
昨今、twittterでは『アニクラ論』が多くあります。
DJだったりイベントの運営だったりお客さんだったり、アニメソングクラブイベントを形成している様々な要素のあり方を論じるものです。
アニクラには真面目なものやあるある論などいろんなものがあります。
中には一方的なものや、発信者の真意がわかりづらいものもあり、叩く人が殺到して炎上してしまうケースもあります。
僕は基本叩かれるのが好きじゃないのでアニクラ論を言いあうのは居酒屋の中だけだったんですけど、せっかくブログやってるので何か発信したいとも思い、この記事を書きました。
繰り返しますが、基本叩かれたくないのでこの記事では平和なアニクラ論を書いています。
ただし、テーマ的に論になっているかどうかは怪しいです。
電車で待ってる時の暇つぶしぐらいに読んでいただければ幸いです。
1.この論はどこから来たのか
理由は2つ
- パン屋さんは忙しいということを知った
- アニクラの知り合いにパン屋さんがいなかった
だからです。
パン屋さんは忙しいということを知った
きっかけは、
永田カビ先生著のエッセイ漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』を読んだこと。
このエッセイでは目的も生き方も見失いかけていた作者の永田先生がレズ風俗に行ったことが語られています。
その作品で出てくる、パン屋での面接シーンがこちら↓
「活動時間がずれて人と疎遠になっていく」
「朝早いし 帰ったらすぐ寝る」
「自分の娘に薦めない」
えっ、パン屋さんってめちゃくちゃ大変やん?
また他の漫画でも
漫画『とろける鉄工所』には今井さんという怖い顔をしたおっさんがいるんですが、この人は鉄工所勤務でお金を貯めて独立し、パン屋を開きます。
このおっさんも深夜から自分のお店にパンの仕込みに行きます。
一緒に働いている奥さんが起きないようにひっそり出ていく優しいおっさんです(惚)
上記2点の漫画を読んで
パン屋さんって改めて大変ナンだな
と思ったわけです。
アニクラの知り合いにパン屋さんがいない
僕は人の職業をあまり聞きませんが、アニクラでちょっと仲良くなった人との会話で出てきた職業の中にはありませんでした。
忘れてたらすいません。
でもインパクト強いので覚えてるはずだと思います。
以上のことより、
アニクラに通ってる人のなかにパン屋さんの人はいなくて、でもいたらめちゃくちゃ面白いんじゃないかと思いこの論を提唱しようと思いました。
2.パン屋さんって大変
パン屋さんってどんな仕事してるのか、詳細は知らないので少し調べてみました。
仕事の概要
パン屋さんは1日に
- 仕込み
- 製造
- 接客
を繰り返ししていくそうです。
翌日分のパン一回仕込んでパン売ってパパパっとやって終わり!
というわけには行かないそうです。
というのも業界のクオリティどんどん上がって競争が激しくなっている中、
焼き立てパンはやはり人気商品のため、1日の中でこまめに何度もパンを仕込み、焼きあげることで、焼きたてパンを売る必要があるのです。
パン職人のタイムテーブル
ネットで調べたところパン屋さんの1日の詳細は下記のような感じです。
(当たり前ですが店舗によって違います。)
04:00頃 起床
パン職人の朝は早い。
テレビ寺子屋が始まる遥か前に起きなければなりません。
早い人はもっと早いかもしれません。
普通のサラリーマンもそうですが、自宅とお店が遠い人は悲惨ですね。
05:00頃 お店に出てきてパンを焼く
仕込んでいた生地を確認して、分割と成型した後に焼き上げます。
08:00頃 開店
焼きあがったパンを売り場に並べて、レジを開けて、色々と準備が終わったら、お店を開けます。
早いところは7時から開けたりします。
リーマンの皆さんが買うので朝は結構人が多いですよね。
10:00頃 昼休憩、再度仕込み+焼き上げ+接客
ランチタイムにはお昼ご飯にパンを買いにくるため休んで昼暇がないので、時間をずらして休憩します。
休憩が終わったら、ランチタイムと夕方にパンを買いに来るお客さんのために再度仕込みと焼き上げを行います。
店舗ごとに異なりますが、一回締めて仕込みをやるところ、お店は開けっ放しで仕込みを行うところと分かれます。
17:00 適度に休憩を挟んだ後に翌日の仕込み
日が暮れてきたら翌日の仕込みをします。
パン生地は天候や気温、湿度によって仕上がりが変わ流ので、翌日の天気を把握した上で、細かく配合などを調節します。
ひえ〜大変ですわ。
19:00 閉店
レジ締め、在庫確認、材料などの発注作業を行います。
その後、お店の掃除をして売り上げ確認をしたら、鍵を締めて終了です
21:00 帰宅
閉店後、自宅に帰って就寝。
漫画で読んだ
「活動時間がずれて人と疎遠になっていく」
「朝早いし 帰ったらすぐ寝る」
「自分の娘に薦めない」
は本当です。
パン屋さんの土日
パン屋さんは土日もお客さんが多い(立地によりますが)ので、お店を開けるのが一般的です。
自営業である場合は休業が多いと全体の売り上げが落ち、リピーターも離れてしまうリスクがあるため、土日にお店を休むことは難しいのです。
3.アニクラの開催時間
アニクラの開催で大体多いのは
- 平日の夜中(18:00~24:00や23:00~5:00等)
- 土日の夜中(18:00~24:00や23:00~5:00等)
- 土日の昼間(15:00~21:00等)
なんですよね。
よって、仕込みが早朝から始まる+体力を使うという理由で、オールナイトなどはイベント終了前に帰らなくてはならず、がっつりアニソンクラブイベントを楽しむということは中々難しいと思います。
朝まで粘ってそのまま職場に行って仕込みを始める手もあるけど、かなりの労力を使いそう。
4.パン屋さんは永遠にアニクラに行けないのか
パン屋さんでもアニメ・アニソン好きはいるし、アニクラを楽しみたいという人はいる。
パン屋さんもアニクラで踊ってほしい!
パン屋さんの中でそこまでアニクラに強く行きたいと思っている人が何人いるんだということは置いといて。
上記事項を憂い、真面目にパン屋さんがアニクラに行ってガッツリ楽しむ方法を考えました。
パン屋さんがイベントをオーガナイズ
欲しがるな与えたまえ理論です。
自分に都合の良い時間に都合の良い箱でイベントをやってしまえばいいんです。
パン屋を19時に閉店したら、その足で箱に行ってイベントオープン準備をして
21時にはイベントスタート
3時までガッツリ6時間のアニクラをオーガナイズ。
朝の仕込みがあるので当然その日は徹夜です。
自分の店でアニクラを開いてしまう
忙しくてオーガナイズする暇がない!!!
というパン屋さんは人にお願いしてイベントを開いてもらいましょう!
お店であれば、アニクラを楽しみながらパンの仕込みをすることができます。
仕込みに集中できるのかはわかりません。
臨時休業する
前述しましたが、パン屋さんが好きな時に店を休むというのはそれ相応にリスクがあります。
売り上げやリピーターへの影響など、決して軽視できるものではありません。
でもたまにはハメを外しちゃっていいじゃない。
5.まとめ
色々書いてきましたが、
スタートからクローズまで楽しむことはできないにせよ
平日の19:00〜23時(終電前)くらいにやってるイベントであれば十分行けるんですよね。
また、多数の職人を抱えているパン屋さんに勤めているのであれば出勤はシフト制なので、全然アニクラにも行けると思います。
かなり好き勝手な論を並べてきましたが、
「俺パン屋だけどアニクラ行ってるよ」
という方は是非連絡ください。
都内であればお店にパンを買いに行きます。
よろしくお願いいたします。
また、 平日の19:00〜23時(終電前)くらいにやってて、パン屋さんの人でも全然これるイベントがあるのでご紹介します。
【週末の悪の店 】
(twitterハッシュタグ= #悪の店)
3/29金 19:00~23:00 ¥500(+1d)
@barfly_stomp
末広町駅より徒歩2分
秋葉原駅より徒歩5分
■DJ
ND / tonio / らいでぃーん / はりー / MASA〆MUNE
■VJ
さるとん / zibasiri
■Live paint
hikari&-
音楽×アート×花金をキーワードに週末のホームパーティ感を全面に押し出したオールジャンルパーティです。
「仕事で疲れた」「花金を存分に楽しみたい」という誰もがストレスフリーになれる空間を提供します。
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よろしくお願いいたします。
じゃあの。